2009.04.02
千穐楽第2幕
さて、続いて第2幕。

「In The Cemetary」に出てくるダンサーさんたちの衣装が一新され、より亡者たちらしくなりました。ひとりひとり衣装デザインも違っているようですので、今年はどれだけ衣装さんたち大変だったのだろうかと。でもその分亡者たちに取り囲まれ、それでも彼らに染まらない白いコウイチという構図が効果的に強調されいたと思います。最初の方でコウイチが「踊りにも芝居心は必要」ということを言っていますが、このセメタリはまさにそんな感じですね。

シェイクスピア3作品は、まずコウイチハムレットの新しい衣装がとても素敵でウットリ。そしてヤラのリチャードは今年の方が好きだなーと思いつつ、でも以前のSHOCKの時に光ちゃんがやってたリチャードは絶品だったな?…とまた思い。ヘンリー王の恨みのこもった恐ろしい声からロミオの甘い声に一変する変幻自在の声にまたウットリ。残念ながらこの日の席ではロミオ様の美しい寝顔(死に顔)は見られなかったのですが(涙)、そこはもう脳内再生で補完してながら観てました。ちょうど私の2列前の斜め前方の席の方の頭の位置が両隣の方より明らかに高くてですね、ステージの前方にいたり、奥の方でも立っていてくれれば問題なく観られるのですが、横たわってしまうとまったく見えなかったです(涙)。前の方の列は高低差があまりないのでこういうことも起こってしまうのですよね。でもこれって私は幸いにも何度か観られる機会があったから我慢できるけど、もし一度きりの観劇でそういう席に当たってしまったら悲しくて仕方がないですよね。

コウイチカムバックの場面。例の如く大五郎から始まり、びっくりさせた掃除のおじさんに「ほんますんません」と謝ってました。楽屋の電気が消えて「コワイ???」と言いながらプルプルしているところにリカ登場。リカに「コウイチ?…(コウイチ相変わらずプルプル中)…変なおじさん?」と言われ、コウイチは変なおじさんのポーズをしながら袖にはけていきました。リカが(はけていっちゃうの?)と言う感じで小さく「え???…」と言ってたのがかわいかったです。そしてはける時に舞台袖においてある装置みたいなものにコウイチがぶつかってしまい、それを見たリカが「あ、なんか転びそうになってる」と実況中継。再び袖から現れたコウイチが「さっきそこでぶつかっちゃった。ちょっと動いたかもしんない。大丈夫かな?」と言っていると、すかさずリカが袖の方に向かって「すいません」と謝ってました。それを受けてコウイチも「ほんますんません」と。なかなかこの二人良いコンビではないですか(笑)?
そして「ホントにコウイチなの?」の台詞に戻るのですが、「どっからどうみても変なおじさんじゃないだろ(笑)?」とコウイチ。そして自分が1年も入院してたと聞くと「リカから見て1年も経つともうおじさん?」と(笑)。リカは小さくコクコクと頷いてました。そしてネックレスを渡して、その手の冷たさに愕然となるリカにコウイチが「何だよ?」と聞く場面。「ごめん、何でもない」とあわてるリカにコウイチは「何?加齢臭でもした?」と(笑)。ここではリカは首を横に振ってましたね。
そしてマチダ、ヨネハナがコウイチと再会する場面。リカに抱きつかれるまでの状況を事細かに説明するのですが、途中で「止めろよ!喋り疲れる!」と。するとヨネハナが「加齢臭の件くらいまで聞こうかと思って」みたいな返しで笑いを誘っていました。「いくら何でもそんな年じゃないぞ(笑)」とコウイチも笑っていました。
それからヨネハナが「もう体は大丈夫なのか?」とたずねると「加齢臭?」とまた引っ張ります。「加齢臭じゃなくて、体は元気なのか?って話だよ」とヨネハナ。コウイチが元気だと答えると「じゃあ、ひとつお願いがあるんだけど」と言い出します。コウイチが「何だよ」とちょっと(うわ、何を振るんだよ)みたいな感じで聞くと「そんな嫌そうな顔すんなよ」と。そして「俺と一緒にロンダードバク転で交差してくれないか?」と提案したんです。当然コウイチは「え????!」とか「もう俺何年もやってないぞ」とか色々言ってますが、そんな時リカが「大丈夫、できる!」と後押しを。そして二人でぶつからないようにとかどっちの方向からの方がいいかとか相談しているとまたそこでリカが「早く!」と一言。絶妙なタイミングです(笑)。そう言われて二人とも「はい」「すいません」とリカに謝り、二人でロンダードバク転を披露しました。
そしてオーナーが登場して「Reunion」を歌った後で、オーナーが自分の臭いを嗅ぎながらピアノの方へ向かうのでコウイチが「大丈夫、加齢臭はしないですよ」とまだ加齢臭ネタを引っ張ります。そして突然「なぁ、オーナーのバク転も見たいと思わないか?」と言い出します。それに乗るヨネハナとマチダ。突然言われたオーナーは「何だそれ?俺は何も聞いてないぞ」「まぁ、確かにこの後俺は何もないけど…」「俺が死んだら後は頼むぞ」とか色々言ってましたが。でもコウイチは「バク転」と言ったのに、結局オーナーはロンダードバク転を1回練習した後、ちゃんと披露してくれたのでした。その時の3人の喜びようといったら。なんか思いっきりファンみたいになってました(笑)。この後ずっと辛い場面が続くので、最後の楽しい場面でした。

そして最後のショー。
ナオキとのドラムセッションは毎年どんどん難易度が高くなっていきますね。特に今年の和太鼓は圧巻でした。スピード感もあったし、リズムも細かく複雑になっているし。しかも考えてみれば、あのリボンフライングをやった後ですものね。ホント、スゴイや。加えてブラスメンバーの加入もあり、一段とレベルアップしたセッションになっていました。もし来年もあるとしたら、今度はどんなセッションになっていくのだろうと今から楽しみです。
ラダーフライングは1階のD列だったので振り返るような形でしか観られなかったのですが、あれは本当に2階席のお客様は嬉しいだろうなぁ、といつも思います。あれがあるおかげで、より2階席のプレミアム感が増しましたよね。過去のメイキング映像を見れば、どれだけ難しい技なのかが分かりますが、それを感じさせずに美しく力強く宙を舞うコウイチにただただ感動します。
そして何といっても「夜の海」ですよね。今回のお席は斜めから見るような形でしたが、コウイチの歌いながら舞う姿がただただ美しくて切なくて。心を揺さぶられるというのはこういうことを言うのだなと改めて思いました。もうね、言葉が見つからないんですよ。どう表現していいのかも分からないんです。コウイチが消えてしまうから…とか、そういうことじゃなくて。心をぎゅっと摑まれて揺さぶられて、どうしようもなく涙が溢れました。
そして「夜の海」が終わり、「大桜」の曲が流れ始め…。舞い散る桜の花びらに手を伸ばして微笑みを浮かべながらその場に倒れるコウイチにさらに号泣。あんな微笑を見せられちゃったら、私、泣かずにいられないですよ。
続く「CONTINUE」の前奏でのオーナーの台詞が第2幕の冒頭の台詞との対比となっているのですね。第2幕の冒頭では「生まれた時はおめでとう、死ぬ時はお疲れ様」だと言っていますが、コウイチに対しては「ありがとう」と言っているし、「人間、死ぬ時は一人ぼっち」と言っていたのが、コウイチには「お前は最期まで一人じゃなかった」と言っています。第2幕冒頭のオーナーの苦悩(というか絶望)も、最後のショーを通して少し和らいだのかな、と。そんなことを思いました。
そういえば、私の席から大階段の上で歌っているコウイチを見ると、その間に辰巳くん(だったと思う)が泣きながら歌っている姿が目に入ってくるんですよ。何だかその姿にも感動してしまいました。

…と、ようやく第2幕終了。もう既に何書いてんだか分からない状態ですが。残すはカーテンコールのみですね。自分の記憶をすべて呼び起こして仕上げたいと思います。続きはまた明日以降に。
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